御先祖様を知りたい!!

北海道と長崎県のハーフの昔話好きが重症化した御先祖様辿りのブログ

お上人の話。(森家・日蓮宗)

昨日のバイトの話です。

追って森家(母の旧姓)の過去帳の話をしますが…

曾祖父・褜吉(いなきち)さんは伊達から恵庭へと来ました。
菩提寺日蓮宗で毎日通いに行っていたというほど信仰深かったと言います。

その父である久四郎さんの法号に違和感を少し感じていたのです。
私の得た知識の中では「日蓮宗の家の人は法号に日の字が入る」ということから
高祖父・久四郎さんと高祖母・いせさんの両2名の法号に日の字が入っているものだと思っていたのですが…
入ってなかったんですね。なんてこった。

褜吉さんからいきなり宗派を変えたのか…?
褜吉さんは伊達で漁師をやっていたという話が伝わっており、漁師の方は日蓮宗が多い…とゼミの先生が言ってました。

そこでたまたま私のバイト先が
祖父母の家・バイト先・お寺
と1本の道路で真っ直ぐ行けるほど繋がっており、よくお上人がオフの時に買い物に来ていたんですね。
それで運良く昨日、来店されました。

他にお客さんがいなかったのでお上人がレジに来た時に思わず聞いちゃいました。
(代々お世話になっているのもあって私自身、お上人、お上人のお父様もよく知っているのです。)

私「お上人…法号のことでちょっと聞きたいことあるんですけどいいですか?(あー…お上人のオフなのに申し訳ない…ていうかかっこいいなぁ…)」

お上人「うん?どうしました?」

私「今、大学3年生でして。卒業論文、ご先祖さま供養も兼ねてご先祖さま辿りをしてるんですよ…。戸籍と過去帳を照らし合わせながら。それでうちの過去帳にえーと、私の曾祖父の代からそちらでお世話になってるんですけどそのお父さんの法号に日の字が入ってなくて…伊達市に居たんですけども。これって日蓮宗じゃなかったってことなんですかね…?(お上人イケボすぎてしんどい。)」

お上人「…!いい勉強しているんですね。法号…確かに日蓮宗では日の字は入りますが入らない場合もあります。院の字も入らないことあります。男性なら法律の法の字、女性ならうちの寺と同じ妙の字を入れるっていうことも。
日蓮宗でも派がわかれているので一概に決まっているとも言いきれないんですよ。
だから、その伊達市日蓮宗の派が違うものだった、という考えもありますよ。」

私「ほー…!なるほど…!!法号も色々あるんですね、勉強になります!!ありがとうございます!!オフなのにいきなり聞いてしまって…!!」

お上人「いいえ、熱心なのはいい事ですよ。御先祖様もいい供養になるかと。分からないことがまたあれば聞いてください。(にっこり)」

私「ありがとうございます…!!(ご、ご来光が見える!!眩しい!!拝みたい!!)」

ということがありました。お上人まじ仏様。ありがたや…。
まだ久四郎さんが日蓮宗ではなかったという話は回避出来そうです。
やはり伊達市にご存命の子孫の方にお話を聞くしかないな、と思いました。